6月28日午後、北京市の新型コロナウイルス感染症予防・抑制に関する記者会見で、北京市医療保障局の杜◆副局長(◆は品の口が金)は、「感染症の発生時から、北京市医療保障局は国の要求に基づき、新型コロナウイルス感染が疑われる人と感染が確認された患者に対する検査及び治療関連薬品、医療サービス項目などを臨時で医療保険適用対象範囲に組み入れ、患者に対する治療が費用の問題で影響を受けないようにしてきた。感染状況予防・抑制情勢の変化にともない、5月19日から、保険加入者が医療保険指定医療機関でPCR検査を行った場合は、規定に基づいて保険が適用され、個人負担部分は市と区の財政が負担している」と説明した。人民網が伝えた。
北京市医療保障局は先ごろ、PCR検査コストと検査を受けた人の費用負担をさらに減らすため、検査試薬の価格変化状況も踏まえ、衛生・財政などの当局と連携してPCR検査の価格を調整し、6月25日から市全域の公立医療機関のPCR検査価格を1回180元(1元は約15.1円)から120元に引き下げた。同価格は最高政府指導価格であり、医療機関が引き上げることはできないが、各機関の状況に応じて引き下げることは可能で、引き下げ幅に限度はない。非公立医療保険指定医療機関が保険加入者にPCR検査サービスを提供する際も上記の政策に基づくものとする。非公立で医療保険指定以外の医療機関(第三者検査機関、医療保険指定を受けていない私立病院など)は国と北京市の関連規定に基づき、市場調節価格管理を行い、検査価格は各機関がそれぞれ決める。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年6月29日