人的資源・社会保障部(省)は6日、国家市場監督管理総局、国家統計局と共同で、9種類の新しい職業を発表した。ブロックチェーンプロジェクト技術者、都市管理グリッド員、インターネットマーケティング担当者、情報セキュリティテスター、ブロックチェーン応用操作員、オンライン学習サービス担当者、コミュニティ健康アシスタント、高齢者健康評価士、付加製造設備操作員の9職業だ。「北京日報」が伝えた。
この新たな9職業のほか、今回は一部の職業から派生した新職種も発表された。インターネットマーケティング担当者の下に、ライブ配信販売員の職種が設定された。よく知られたECのライブ配信パーソナリティやライブコマースの人気者が正式な職業として認められた。またインターネット情報検査担当者、小規模・零細企業ローン担当者、労務派遣管理者など5職種も職業として認められた。
同部によると、今回の新職業発表では、新型コロナウイルス感染症対策への助力を行う過程で公衆衛生の業務を補助する従業者を増やすために、既存の公衆衛生補助関連職業の職種であった防疫担当者、消毒担当者、公共空間衛生管理担当者の3職種をそれぞれ1つの職業に認定した。
今回の新職業発表では公衆衛生上の緊急事態の予防・対処を考慮したほか、大学卒業生の就職・起業で求められる新職種もカバーし、及び貧困地域の労働力と農村から移転した労働者などが求める貧困脱却の難関攻略の促進にも対応した。
同部の関係責任者は、「新職業の開発と論証は就職・起業の機会を牽引する役割を果たすだろう。今回発表された新職業の一部は労働集約型産業に属し、農村から移転した労働者、現時点での失業者にとって、速やかにポジションを転換して仕事を見つける上でプラスになるものだ」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月6日