国務院新聞弁公室は14日に記者会見を行い、税関総署の李魁文報道官が2020年の輸出入状況を説明した。中国新聞網が伝えた。
【記者】中米経済貿易協議の第1段階合意の下、米国からの調達状況はどうなっているか。
【李報道官】今年上半期の中米貿易総額は1兆6400億元(1元は約15.3円)で、前年同期比6.6%減少した。このうち対米輸出は1兆2500億元で同8.1%減少し、対米輸入は3956億2千万元で同1.5%減少し、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は8517億4千万元の黒字で、黒字額は同10.8%減少した。
中米はお互いに重要な貿易パートナーであり、中米経済貿易協力は互恵・ウィンウィンでもあり、突如発生した新型コロナ感染症への対応という困難に直面しても、引き続き約束を守り、合意を履行している。上半期には、米国からの輸入の減少幅が輸入全体の減少幅を1.8ポイント下回り、合意は執行されていた。目下の情勢の中、二国間の経済貿易関係の健全で安定した発展は、中米両国の経済の安定維持にとって、グローバル経済が感染症の影響からできるだけ早く抜け出すことにとって、非常に重要な意義があることだ。中米双方は環境作りとムード作りを進め、妨害を排除し、中米経済貿易協議の第1段階合意を共同で実行すべきだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月15日