資料図:受け取った「結婚証」を手に記念撮影する新婚カップル(撮影・殷立勤)。
中国民政部(省)によると、今後、中国で婚姻届を出すカップルは、厳かで神聖な雰囲気漂う「結婚証」交付セレモニーで、「結婚の誓い」をするようになるかもしれない。中国新聞社が報じた。
中国民政部と全国婦女聯合会がこのほど共同で発表した「新時代における夫婦を手引きする教育事業強化に関する指導意見」は、「結婚証」交付セレモニーを、婚姻届けを提出するプロセスに盛り込み、「結婚証」受け取りを普及させることに言及している。結婚するカップルに「結婚の誓い」をしてもらった後に、「結婚証」を交付し、厳かで神聖な雰囲気漂うセレモニーで、婚姻を成立させることで、新婚カップルに、夫婦になることに伴う責任を感じ、それを心に銘記してもらうのが狙いだ。
同意見は、「条件が整っている地域は、屋外に『結婚証』を交付する場所を設置し、地方の指導者、社会の有名人の『結婚証』受領制度を構築し、心のこもった『結婚証』交付サービスを積極的にPRし、豊富で深い文化的内容の誓いの言葉を準備するができる」と提案。「新婚カップルは家族や親戚、友人をセレモニーに誘って立ち会ってもらうこと」とアドバイスしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月9日