中国民政部と中華全国婦女聯合会がこのほど共同で発表した「新時代における夫婦を手引きする教育事業強化に関する指導意見」は、婚前、「結婚証」受領時、離婚時などにおける、カップルに対する手引き・教育を改善、強化し、平等で平和、かつ文明的な夫婦関係を築き、維持し続けていけるようサポートすることに言及している。中国日報が報じた。
同意見は、婚前カップルに対するガイダンスを模索し、結婚生活に向けた準備をしっかりして、夫婦の間で発生するトラブルを減らせるよう取り組むとしている。また、「結婚証」交付セレモニーを、婚姻届けを提出するプロセスに盛り込み、結婚するカップルに「結婚の誓い」をしてもらった後に、「結婚証」を交付し、厳かで神聖な雰囲気漂うセレモニーで、婚姻を成立させることで、夫婦になることに伴う責任を感じ、それを心に銘記してもらうとしている。
同意見が発表されると、ネットユーザーの間でたちまち話題となり、「中国は結婚証交付時のセレモニー感強化へ」というハッシュタグが付いた投稿の検索が、微博(ウェイボー)で大人気となった。
「セレモニー感はとても必要」と支持するネットユーザーのコメント。
その一方で、「セレモニー感強化って、意味あるの??」といった疑問を抱くコメントも。
「増やすべきなのは結婚前に冷静になる期間だ」や「よく考えてから結婚することのほうが重要」、さらに、「婚前教育に試験を加えるっていうのはどう?」といったコメントも見られた。
セレモニー感強化に関するあなたの意見は?(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月10日