車での通学が実現した阿布洛哈村の子供たち(撮影・張浪)。
四川省涼山彝族自治州昭覚県阿布洛哈村では8月30日、新学期が始まった子供たちが、村の入口で車に乗り、山を下りて集団登校した。中国新聞網が伝えた。
阿布洛哈村は、中国国内で最後まで道路がなかった建制村(省市級国家機関による承認を経て設置された村)であり、これまで山を下りて登校する学生は、道路にたどり着くまでに、険しい山道を3時間以上歩かなければならなかった。2020年6月30日、建設者たちの不断の努力の結果、「金通プロジェクト」郷村旅客輸送路線班ラインが正式に開通し、同村に対面通行の車道がついに完成した。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月1日