今月24日夜、山東省青島市衛生健康委員会は公式サイトで、定期的に行われているPCR検査の結果、積み下ろし作業員2人から新型コロナウイルス陽性が確認されたことを発表した。2人は無症状患者という。中央テレビニュースが報じた。
公告の内容は以下の通り。
9月24日、山東省青島市が、「検査すべき対象者への検査実施」の原則に基づき、青島港大港公司の従業員を対象にPCR検査を実施したところ、積み下ろし作業員2人の新型コロナウイルス陽性を確認した。2人は無症状患者。現時点で、濃厚接触者132人をスクリーニングし、全員を隔離して経過を観察している。うち129人が検査を受け、全員が陰性だった。濃厚接触者の228人全員の検体もすでに採取し、実験室に送って検査を行い、228人全員が集中隔離して経過を観察している。一般接触者やコミュニティでスクリーニングされた人々は4341人にのぼり、3497人の検体を既に採取した。そのうち1502人分の結果がすでに出ており、全員陰性だった。
陽性が確認された2人は、同じグループで仕事をしている積み下ろし作業員で、9月19日に海外から輸入された冷凍の水産物を積み下ろししていた。該当する輸入商品はまだ市場に出回っておらず、既に全て密封保存されている。また、コールドチェーンの商品や環境サンプルなど1440件の検体を採取して検査した結果、一部のサンプルから陽性反応が確認された。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月25日