国務院共同予防・抑制メカニズムは20日に開いた記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの関連状況について説明した。
その席上で、国務院共同予防・抑制メカニズム科学研究チームワクチン研究開発専門活動チーム長で、国家衛生健康委員会医薬衛生科学技術発展研究センターの鄭忠偉センター長が行った説明によると、中国の新型コロナワクチンの年間生産能力は、今年の年末に6億1000万本に達する見通しだ。来年にはこれを基礎とし効果的に拡大し、中国及び世界の国々の中国産ワクチンへの需要を着実に満たすように保証する。
鄭氏は、「中国のワクチンの価格は企業中心の設定を貫くが、次の原則を貫く。(1)公共財という属性・原則により、価格設定は需給ではなくコストを基礎とする。(2)人々のワクチン接種の意向と需要に基づき価格を設定する。そのため中国産ワクチンの価格は人々の許容範囲内に収まるに違いない」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年10月21日