日本・京都で中国人留学生の女性1名が日本人教員1名から長期にわたり殴られ、食事や外出も制限されていたとの報道があった。これについて在大阪中国総領事館は24日、次の声明を出した。
総領事館はこの件を注視しており、主管領事が直ちに京都府警と連絡を取って状況を把握し、重大な懸念を表明するとともに、留学生の合法的で正当な権益をしっかりと保護するよう要請した。府警側は、すでに当該留学生が適切な保護を受けており、心身ともに落ち着いていることを伝えた。すでに府警側は被疑者を傷害罪で逮捕し、詳細な取り調べを進めており、法に基づいて処理することになる。
プライバシーへの考慮から、警察側は差し当たり留学生の個人情報は明らかにしていない。すでに主管領事は警察を通じて留学生に見舞いの意を伝えるとともに、領事館の担当者名及び連絡方法を伝えるよう警察に依頼した。今後、領事館は引き続き事件の推移を注視し、留学生と連絡を取り、状況をさらに把握し、当該留学生の合法的権益の保護に必要な領事支援を行う。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月26日