第3回中国国際輸入博覧会に出展される日本製の産業用ロボットが23日未明、上海の外高橋の通関地から入国した。日本の出展企業が40フィート標準コンテナ2基と40フィートハイキューブコンテナ4基で産業用ロボットを運び込んだ。中国新聞網が伝えた。
これらのロボットは電気溶接、パレタイジング、輸送、組み立てなどの機能を果たすロボットで、工業製造、倉庫貯蔵など複数の業界で利用できる。展示品を積んだ船は今月13日に日本の横浜を出発し、航海中、全乗組員の健康状態は良好だった。
外高橋検疫所が23日に取材に対し、「ドイツ、ポーランド、カナダ、フランス、英国及び中国の香港・マカオ・台湾地区など20あまりの国・地域からの出展品が、今月末に集中的に入国する予定だ。出展品には技術装置、農産品、化粧品、医療機器、医薬品・サプリメントなどが含まれる」とした。
また同検疫所によると、検疫所は事前に逐一検査を行う、停泊位置で検査を待つようにするなどの措置を講じて、展示品の通関プロセスのゼロ遅延・ゼロ待機を保障し、新型コロナウイルス感染症の対策措置を厳格に実施することを前提に、展示品の安全で迅速な通関をサポートする。航海中に全乗組員の健康状態に問題がなかったことを確認した後、防疫措置を厳格に実施し、展示品が速やかに船から降ろされ、搬出されるよう環境を整えるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年10月23日