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中国初のスマート返却図書館、ロボットが返却された本を仕分


広東省の深セン市宝安図書館では、北入口から入って右手にある仕分作業台の上を、「小智」と呼ばれる仕分ロボット28台が忙しく、秩序正しく行き来している。作業台の下では「若愚」と呼ばれる搬送ロボット4台が休まず働いている。これは宝安図書館のスマート仕分・返却システムであり、全国で初めて物流仕分技術を本の仕分に活用した画期的な技術でもある。


同システムは初めてスマートロボットを本の仕分に活用した。自動案内輸送車の合理的な調整により、24時間・全天候型の本返却・仕分・搬送無人化シーンを構築した。


システムは仕分エリアとケース交換エリアに分かれる。仕分エリアは上下2層で、上層には「小智」と呼ばれる仕分ロボット28台が、下層には「若愚」と呼ばれる搬送ロボット4台がある。図書館の利用者がセルフ返却した後、仕分作業台で本のRFIDチップを読み取り、本の情報を識別する。「小智」はシステムの指令に基づき本を受け取り、自動的に指定の枠内に入れる。


すべての「小智」の制御・調整はバックグラウンド管理システムが担当し、そしてアルゴリズム最適化によりすべてのロボットに最も合理的な本投入ルートを提供する。仕分作業中、「小智」は自動で道を譲り、障害物を回避し、充電を行うことができ、人の手による干渉をまったく必要としない。


仕分作業台の下の「若愚」の自重は200キログラムと大型だが、迅速に反応する。


「若愚」は指令を受けると速やかに本がぎっしり詰まったケースを「背負い」、ケース交換エリアに運びスタッフに渡す。同時に別の空になった「若愚」が速やかに四角の枠の下に移動し待機する。


仕分システムが返却されたすべての本を集中的に処理し、手間暇がかかる一次仕分作業を行う。ロボットの作業はスピーディで、その効率は従来の人の手による作業の10倍以上にのぼる。(編集YF)


「人民網日本語版」2020年11月30日


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