中国石油西南油ガス田公司の天然ガス年間生産量が14日午前8時、300億立方メートルを突破した。これは中国西南地域における初の300億立方メートル級大型ガス田の完成を意味する。同社の天然ガスの年間生産量は年内に316億立方メートルに達し、全国の約6分の1を占める見通しだ。新華社が伝えた。
同社は1958年より、四川盆地で114カ所のガス田を開発し、ガス井が2300カ所以上にのぼっている。天然ガス累計生産量は5000億立方メートル以上。四川盆地の天然ガスの主要開発者としての同社は近年、3つの100億立方メートル級のエリアを建設した。うち安岳ガスエリアの年間生産量は150億立方メートル以上で、四川盆地で最大の在来型天然ガス生産エリアとなっている。シェールガスの年間生産量は年内に100億立方メートルを突破する。
同社は今年に入り数数の困難を乗り越え、四川省中部の古代隆起北側斜面の重要探査で新たな進展を実現した。天然ガスの1日あたり生産量が1億立方メートルを突破し、年間生産量が前年より50億立方メートル近く増加する見通しだ。
同社規画計画処の劉海峰処長によると、同社の天然ガスは1000社以上の中・大型産業ユーザー、2500万世帯以上の住民、1万以上の公共事業ユーザーに利用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月15日