隔離病棟で2021年大学院入試に挑む大連の新型コロナウイルス患者(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
遼寧省新型コロナウイルス感染者集中救急治療大連センターに指定されている大連市第六人民病院内の隔離病棟の一室で12月26日午前11時30分、特別な大学院入試が無事終了した。医学観察措置中の新型コロナ患者が受験に参加したのは、今回が初めてのケースとなった。隔離エリアを担当する看護師は、答案用紙をビニール袋に密閉しなければならなかった。ビニール袋は合計3層構造となっており、全てアルコール消毒を行い、最終的に看護師が隔離エリアの出口まで届けた。隔離エリア外では、担当医師が再び新しい清潔なビニール袋に答案用紙を入れ、入試監督担当教員に渡した。その後、受験生の答案用紙は専用車で担当部署に移送された。このような特別な入試においては、隔離病棟から渡された物品は、厳格に密封・消毒することが求められている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月28日
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