中国国家衛生健康委員会の公式サイトによると、12月28日0時から24時にかけて、31省(自治区、直轄市)と新疆生産建設兵団で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は27人だった。うち輸入症例が12人(上海市4人、四川省3人、天津市1人、内モンゴル1人、福建省1人、河南省1人、広東省1人)、国内症例は15人(遼寧省8人、北京市7人)、新たな死者は0人、新たに感染が疑われた人は0人だった。
12月28日、北京市順義区双豊街道香悦四季西区にあるPCR検査ポイントで検体を採取する医療従事者(撮影・鞠煥宗)。
北京の国内症例7人はいずれも順義区で、オンライン配車サービスの運転手2人が含まれていた。
28日に開かれた北京市新型コロナウイルス対策をめぐる記者会見で、順義区のPCR検査の範囲が拡大されたほか、緊急対応レベルが最高となる一級に引き上げられたことが明らかになった。28日午後3時の時点で、区全域ですでに120万7657人分の検体が採取された。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月29日