中国産某新型医療船「南医13」の就役式が11月30日に行われた。「南医13」は中国が独自設計・建造した新型医療船。全長109メートル、全幅17メートル、満載排水量4000トン余りで、救護ヘリコプター1機を搭載できる。中国中央テレビ「軍事報道」が伝えた。
同船の医療要員は南部戦区海軍第1病院から派遣されており、主に医療支援活動、国際人道救援活動、緊急事態時の救援活動などの任務を担う。同船の就役によって南沙(英語名スプラトリー)諸島海域の洋上医療救護部隊の空白が埋められ、南沙全海域で医療が実現する。
南部戦区海軍第1病院の全飛宇院長によると、すでに同船は診療秩序の規範化、医療設備の性能テスト、医療情報システムの最適化などの作業を完了し、南沙海域で医療支援を行う能力を備えている。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月2日