【ミュンヘン辻中祐子】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会第23日は5日、当地で準決勝の残る1試合を行い、フランスが1-0でポルトガルを降し、地元開催で初優勝した98年大会以来の決勝進出。フランスは9日に、ベルリンで行われる決勝でイタリアと対戦する。W杯決勝でのフランスとイタリアの対戦は初めて。フランスが勝てば2大会ぶり2度目、イタリアが勝てば6大会ぶり4度目の優勝となる。両チームの過去のW杯での対戦は4度あり、イタリアの2勝2敗(フランスのPK戦勝ちを含む)。
フランスは前半33分、ゴール前でアンリが倒されて得たPKをジダンが決めて決勝点を挙げた。40年ぶりに4強入りしたポルトガルは8日にシュツットガルトである3位決定戦で、開催国ドイツと対戦する。
毎日新聞 2006年7月6日 10時33分 (最終更新時間 7月6日 10時36分)