フランスのシラク大統領は１０日、サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）で準優勝したフランス代表チームをエリゼ宮（大統領府）に招き、イタリア選手への頭突きで退場処分を受けたジダン選手に対し「国民の称賛の声を伝えたい」とねぎらいの言葉を送った。

　シラク氏はジダン選手に呼び掛ける形で「競技生活の中でおそらく最も厳しく、つらい瞬間だろうが、国民全体の称賛と愛情、尊敬の声を伝えたい」と述べた。（共同）

毎日新聞　2006年7月11日