自民党総裁選で安倍晋三官房長官を支援する有識者らでつくる「『立ち上がれ!日本』ネットワーク」(呼びかけ人・中西輝政京大教授ら)は29日夜、東京都内でシンポジウムを開いた。山谷えり子内閣府政務官ら出席者は、「安倍政権」での「自主憲法」制定、教育基本法改正の実現に期待感を示した。
出席したのは山谷氏と下村博文衆院議員、保守系自民党新人議員でつくる「伝統と創造の会」会長の稲田朋美衆院議員。山谷氏は「教育の再生・正常化を(公約の)背骨にして取り組んでほしい」と発言。下村氏は「教育基本法改正は秋の臨時国会で通す必要がある」と述べ、稲田氏も「安倍氏は(戦後)忘れてきた日本人の心を取り戻す改革を行う」と語った。
【中西拓司】
毎日新聞 2006年8月29日