大分県教育委員会では、贈賄の罪に問われている小学校校長・浅利幾美被告の処分について話し合われました。
その結果、浅利被告が長男の採用に便宜を図ってもらう見返りに、金券と現金合わせて400万円を贈ったことを認めたため、11日付で懲戒免職処分としました。
浅利被告は接見した県教委職員に対し、起訴事実の一部を否認し、「長女への便宜はお願いしておりません」と語ったということです。
一方、富松審議監が11日事実関係を明らかにするとしていたにもかかわらず、会見を開かなかったことについて、小矢県教育長は「本人が体調を崩しており、それ以上は幾ら上司と部下の関係でもどうすることもできない」と説明しました。(11日17:57)