2人の新型インフルエンザ感染が確認されている京都市の門川大作市長は、25日午前に厚生労働省を訪れ、修学旅行のキャンセルが相次ぎ観光業に大きな被害が出ているとして、舛添大臣に対し財政面を含めた支援を求めました。
「経済の風評被害がある。大臣から是非、京都の安全宣言を」(門川大作 京都市長)
門川市長は新型インフルエンザの影響で修学旅行生だけでもおよそ10万人のキャンセルが出ていて、観光業界の損害は20億円にも及ぶと訴えました。そのうえで舛添大臣に対して、観光関連の中小企業へおよそ8000万円の緊急融資を求めるとともに、風評被害を防ぐための措置を講じるよう要請しました。
これに対して、舛添大臣は「政府全体で必要に応じて財政的な支援をしていきたい」と述べました。(25日11:18)