世界遺産登録後の初の山開きを迎えた、富士山・山梨側の７合目からの報告です。

　山梨県側７合目・吉田口登山道、標高３０００メートル付近です。午前１１時３０分すぎも山頂へ向かう登山者の姿が見られます。７合目最後の山小屋では、登山の途中、休憩する登山者の姿も見えています。７合目から見える眺めは、白い雲、雲海が広がっています。

　世界文化遺産登録後、初めての山開きを迎えました富士山について、山小屋・東洋館の方のお話です。

　Ｑ．いよいよシーズンを迎えましたがいかがですか？
　「本日、開山を迎えて、非常ににぎやかになってきたように思います」

　Ｑ．世界遺産登録に向けて、何か登山者の変化はありましたか？
　「見ている限り、海外の方が非常に多くなってきたように思います」

　Ｑ．気になる予約の状況は？
　「例年に増して、やはり週末にすごく予約が集中しているような状況ですので、もし週末に登山を予定されている方は、一度、山小屋に確認をしていただけるといいように思います」

　また、山梨県側の登山者の数は、去年、２５万人を記録しましたが、今年は世界遺産効果もあってか、３５万人以上が見込まれています。７月の下旬には、入山料１０００円も徴収されることになっています。（01日11:32）