増え続ける感染者。東京都は、新型インフルエンザの流行をめぐり、「警報」を発令しました。
都内の新型インフルエンザ患者の数が先週1週間で「流行警報基準」に達しました。
一医療機関あたりの患者数が30人を超えた7つの保健所が管轄する地域の人口の合計が東京都全体の人口の3割を上回ったため、「流行警報」の発令となりました。
10月に「警報」が出されるのは異例のことで、1999年以降、最も早い時期での発令です。
また、東京都は今週から、医療従事者を対象にワクチンの接種を始めましたが、来月9日からは、妊婦や基礎疾患のある小学3年生までの子どもや入院中の重症患者に対して、さらに16日からは、小学生未満の幼児などを対象にワクチンの接種を始めると発表しました。(28日18:18)