インターネットで宿泊予約をするともらえるポイントを目当てに架空の予約を入れ、ホテルの業務を妨害したとして、警視庁は無職の男２人を逮捕しました。２人は２万８０００室の予約を繰り返していたとみられています。

　偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の小原健作容疑者（２７）と村中健容疑者（２８）の２人です。

　警視庁によりますと、２人はインターネットで宿泊予約をするともらえるポイントを目当てに、宿泊するつもりがないのに都内のホテルに対し７回架空の予約を入れるなどして業務を妨害した疑いが持たれています。

　２人は、今年２月からネットカフェなどを利用して、うその名前や住所で全国およそ１６００のホテル、あわせて２万８０００室の架空の予約を入れていたとみられています。

　取り調べに対し、小原容疑者は「ポイントだけで１週間に数十万円分稼いだ」と容疑を認めているということです。（07日15:34）