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新宿区、65歳以上の障害給付認めず

かつてTBSの番組「クイズダービー」などで人気を博した篠沢秀夫さんは、今、難病を患い療養生活を続けています。家族にかかる介護の負担について支援を求めた篠沢さんに対し、行政がとった対応が大きな問題となっています。

 新宿区に住む篠沢秀夫学習院大学名誉教授(76)。かつて、TBSのクイズダービーなどに出演し、人気を博した篠沢さんは、去年2月、進行性の難病、ALSと診断されました。運動神経が侵され、体が徐々に動かなくなっていく病気です。

 「毎日、その日の姿だけを自分として楽しんで暮らしています。古代の心です」(篠沢さん)

 呼吸に必要な筋肉が衰え、去年4月に気管を切開した篠沢さんに必要なのは、たんの吸引を初めとする、24時間の介護体制。

 妻の礼子さん(69)は、介護保険によるヘルパーの派遣だけでは体がもたないと、新宿区に対して、障害者としての在宅介護も行ってくれるよう、先月、申請を行おうとしました。しかし・・・

 「(新宿区は)『ともかく、できません、できません』って言っていた。何しろ、取り付くしまがない」(妻の礼子さん)

 電話口で区の担当者に、「65歳以上の障害者については、新たな申請は一切受け付けていない」と断られたといいます。

 「(新宿区は)『障害者が増えていて、税金ではまかないきれないので、いちいち対応できない』と言っていた」(妻の礼子さん)

 JNNの取材に対し新宿区は、「給付数が増えると財政面・手間の面で困る」として、去年10月、障害給付に関する運用ルールを内々に改訂したことを明らかにしました。こうした対応は全国でも異例のことで、篠沢さんは、新宿区だけが給付を受けられないのはおかしいと訴えます。

 「新宿では65歳以上の病人にそれ(給付)ができないのは、変ではありませんか。一番心配なのは、家内が疲れて体調を崩すことです」(篠沢さん)

 国の障害者自立支援法では、年齢のいかんにかかわらず、申請のあった障害者に対し、区や市町村の担当者が面談し、サービスを行うかどうか、決めることになっています。しかし、新宿区は運用ルールを変えたことすら利用者に知らせていませんでした。厚労省は法律に違反する可能性もあり、改善を求めていきたいとしています。

 新宿区は先ほどJNNに対し、文書で回答を寄せ、「今回の対応は不適切かつ誤った対応であったと考えており、心からおわびします。利用者の方には今後、このようなことがないよう対応を改めます」としています。(02日11:39)

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