ゴールデンウイーク初日の２９日、交通機関のラッシュが始まりました。

　日本道路交通情報センターによりますと午後６時半現在、東京湾アクアライン上りのアクアトンネルで６キロ、京葉道路上りの貝塚インター付近、幕張インター付近でそれぞれ４キロの渋滞が発生しています。そのほか、目立った混雑は見られません。

　高速道路各社によりますと今週の土曜日以降、各地の高速道路で交通量が増えると予想されていて、下りは来月２日に関越道・花園インター付近で５０キロの渋滞が見込まれています。また、上りは、３日に東名高速・大和トンネル付近で４５キロ、４日には九州道・八幡インター付近で４５キロの渋滞が予測されています。

　鉄道は、一部の新幹線・自由席で乗車率１１０％を記録したほかは、特に目立った混雑は見られず、指定席にも空席がありました。ＪＲ各社によりますと、下りのピークは１日の土曜日、上りのピークが４日、５日となっています。

　一方、空の便ですが、東京の羽田空港では、朝から故郷などに向かう人たちで混雑しました。

　「北海道へ旅行に行きます」（子ども）
　「伊豆大島」（子ども）
　「鹿児島のおばあちゃん家に帰ります。（Ｑ．お父さんは休めそう？）休めないと思います」（家族連れ）
　「屋久島の自然を見にのんびり過ごしに行くのが楽しみです」（家族連れ）

　国内線の予約状況ですが、下りの便は２９日と１日がピークとなっていて、日本航空・全日空ともにほぼ満席。沖縄などに向かう便の予約が多いということです。また、上りの便のピークは５日となっています。（29日18:39）