自助と共助、住民参加型の防災訓練——贯通日本资讯频道
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自助と共助、住民参加型の防災訓練

9月1日の「防災の日」を前に、東京都の総合防災訓練が行われました。いざの時のために必要な心構えとは・・・

 東京湾北部を震源とする、震度6弱以上の非常に強い地震が起きたという想定で行われた都の総合防災訓練。住民らおよそ1万5000人が参加しました。地震の影響で玉突き事故が発生した現場では、警視庁や自衛隊などが連携して救助活動にあたりました。

 そんな中、東京大学のキャンパスでは一風変わった訓練が行われました。

 「地震により倒壊した家に取り残された被災者を救出する訓練が行われています。しかし参加しているのは、消防隊員ではなく一般住民です」(記者)

 懸命に被災者の搬送作業や瓦礫、ガードレールなどの撤去作業にあたりますがやはり慣れない手つき。しかし何故、住民だけが参加したのでしょうのか。

 「震災が発生しますと、広域的に発生しますから、我々消防機関もなかなか手が回らないんです」(本郷消防署 榎本暁警防課長)

 6400人を超える人が亡くなった阪神淡路大震災。その一方で、2万人以上が倒壊した家などから、隣近所の人たちによって救出されたといいます。

 「自分たちの町は自分たちで守るという精神が大切だと思います」(本郷消防署 榎本暁警防課長)

 自助と共助をテーマに、住民参加型で行われた今回の訓練。

 「この経験を生かして、できることは全力でやっていきたい」(参加者)

 いざという時に備え、住民同士が共に助け合う環境づくりこそが求められています。(29日15:23)

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