今年２月、茨城県鹿嶋市のパチスロ店で２人組の男が現金およそ１３００万円を奪って逃げた事件で、警察は店の常連客の男、２人のうち、１人を逮捕し、１人を全国に指名手配しました。

　この事件は今年２月、鹿嶋市宮中のパチスロ店に２人組の男が押し入り、店長（４４）に殴る蹴るの暴行を加えたうえ、店の売上金およそ１３００万円を奪って逃走したものです。

　警察は店の防犯カメラの映像などから常連客で建設作業員の鳴海靖久容疑者（３９）と職業不詳の久保智之容疑者（３４）を割り出し、任意で事情を聴いてきました。

　その結果、鳴海容疑者が「久保容疑者と一緒にやりました」と犯行を認めたため、強盗傷害の疑いで逮捕するとともに、久保容疑者を全国に指名手配しました。

　久保容疑者は、このパチスロ店の店員と知り合いだったということで、警察は久保容疑者の行方を追うとともに、犯行の動機や役割について調べを進める方針です。（30日18:44）