３１日朝、東京メトロ丸ノ内線で、駅に到着した列車のドアを運転士が開け忘れ、客が乗り降りできない状態のまま出発していたことがわかりました。

　東京メトロによりますと、午前７時ごろ、丸ノ内線・本郷三丁目駅で、ホームに到着した荻窪発－池袋行きの列車のドアを運転士が開け忘れ、そのまま出発したということです。

　この列車にはおよそ１５０人が乗っていて、およそ１０人が乗り降りできなかったということです。

　原因について、東京メトロは、運転士が眠気に襲われ、ドアを開くためのボタンを押すはずが誤ってドアを閉めるボタンを押してしまったためと説明しています。

　運転士は、３１日朝は泊まり明けの勤務で、ボタンを押し間違えた理由について「眠かった」と話しているということです。（31日14:50）