１月に東京都心に積もった雪ではスリップ事故や転倒が相次ぎました。再び積雪の恐れがあります。関東甲信地方では２９日未明から雪が降り、１、２センチの積雪が見込まれています。

　タイヤが路面でスリップ。坂道を登れません。オートバイが転倒し、助けようとした人も転倒しました。１月、６年ぶりに４センチの積雪となった東京都内では、車のスリップ事故が相次ぎました。東京などを中心に、２０００件を超える事故が起き、けが人は７１６人にのぼりました。

　その雪が、また降ります。関東甲信越地方では、２９日未明から昼頃にかけ雪が降り、東京都心でも積雪の恐れがあります。寒気に覆われた関東地方に、低気圧が近づくためです。

　雪が積もることが予想される東京。２８日の都心の最高気温は、６．９度と真冬並の寒さです。未明にも雪が降る恐れがあるという東京都心。午後９時現在、５．７度を記録しました。暖かかった土曜日と２８日の最高気温は、８度以上の温度差があります。

　「（Ｑ．何枚着てる？）２枚です」（女性）
　「（Ｑ．明日雪が降るかも？）明日は、かなり防寒具を着て出社したい」（男性）
　「もう本当に暖かくなってほしい。寒いのに飽きてきた感じがしてますけど」（女性）

　２９日未明から昼頃まで、多いところで関東地方南部で１０センチ、東京都心で１、２センチの積雪が見込まれています。交通機関の乱れも予想され、気象庁は路面の凍結など注意を呼びかけています。（28日22:59）