新潟県南魚沼市のトンネル内で爆発が起き、４人が行方不明となっている事故で、消防が２５日朝から捜索を再開しましたが、トンネル内は可燃性のガスの濃度が高く、捜索は難航しています。

　現場上空からの映像です。坑内に新鮮な空気を送り込む作業が懸命に続けられています。トンネル内のガスの濃度はまだ非常に高いということで、トンネルから２キロほど離れた地点で立ち入りが規制されています。ここはトンネルに通じる一本道なのですが、夜通し救助に向かう関係車両が行き交いました。

　今回の事故では３人が重軽傷を負ったほか、トンネルの坑内に今も男性４人が取り残されているとみられ、２４日夜いったん中断された捜索活動は、２５日朝、再開されました。

　Ｑ．４人の安否は？
　「一切つかめていない」（南魚沼消防の会見）

　消防は、トンネル内の空気を入れ換える作業を急いでいますが、二次爆発のおそれもあり、慎重な作業が続いています。消防によりますと、ガスの濃度が下がらない限り、本格的な救出作業には入れないとしていて、作業は難航しています。（25日11:36）