ＪＲ東日本の「Ｓｕｉｃａ」など、全国の交通系ＩＣカード１０種類について、２３日から互いのエリアで使えるようになりました。

　交通系ＩＣカードについては、ＪＲ東日本の「Ｓｕｉｃａ」と首都圏の私鉄やバスを中心に使われている「ＰＡＳＭＯ」など、一部ですでに相互利用が始まっています。

　２３日からさらに１０種類のＩＣカードの相互利用が始まり、１枚のカードで全国の主要な鉄道やバスが使えるようになりました。

　２３日朝、東京駅で記念の式典が開かれ、それぞれのカードのキャラクターが勢揃いしたほか、限定３万枚の記念Ｓｕｉｃａが発売され、発売前から長蛇の列ができました。

　「（Ｑ.いつから並んでいる？）きのうの１８時すぎ」（男性）
　「限定イラストのＳｕｉｃａを買いました。うれしいです」(子ども）

　１０類のカードの発行枚数は、合わせて８２００万枚に上り、ＪＲなどでは「利用者の利便性が大きく向上する」としています。（23日11:38）