さっぽろ雪まつり実行委員会は12日、札幌市内で５～11日に開いた「第66回さっぽろ雪まつり」来場者が前年比２％減の235万人だったと発表した。歴代では５位。８日の日曜が強い雨に見舞われた影響で、主会場の大通の来場者が182万9000人と５％強減った。

11日の建国記念の日が水曜で連休が取りにくいとされ、期間中の日本航空の道外国内線の新千歳空港発着便の利用者数は2.7％減ったが、ＪＲタワーホテル日航札幌の客室稼働率は97％とほぼ満室で観光客は減っていないもよう。ただ８日の大通は「前日の半分以下の客足だった」（実行委）という。一方、屋内にもアトラクションを用意した郊外のつどーむ会場は11％増の52万1000人で過去最高。

６～11日に開いた旭川市の「第56回旭川冬まつり」の来場者数は１％増の88万6000人。ウルトラマンがテーマのイベントが寄与した。