■ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T、インドの建設・機械大手) 2014年10~12月期の連結純利益が、前年同期比9%増の86億7000万ルピー(約165億円)になったと発表した。売上高は同9.6%増の2403億ルピーだった。
アナリストの純利益予想の平均は110億ルピーで、これには届かなかった。L&T単体の純利益は、前年同期比14.6%減の106億ルピーだった。電力、冶金、資材運搬などの分野が低調だったことが響いた。
売上高にはグループ全体の新規受注が同19%増え3458億ルピーとなったことが寄与した。同社は「インフラ分野で大型の新規受注を獲得した」と説明している。
同社の14年4~12月期の連結売上高は同9.9%増の6448億ルピーとなった。L&Tの製品やシステムは世界30カ国以上で販売している。(ニューデリー=キラン・シャルマ)