【ニューヨーク=共同】国連の潘基文事務総長は15日、デンマーク・コペンハーゲンの集会銃撃事件を強く非難する声明を、報道官を通じて発表した。「国連はデンマーク国民や当局と連帯する」と表明している。
声明は「民間人への攻撃は決して正当化できない」とあらためて強調。「表現の自由や寛容の精神(の擁護)のため、断固とした態度を取る必要がある」と強調した。
シナゴーグ(ユダヤ教会堂)付近が銃撃対象となったことを踏まえ「今日の世界には反ユダヤ主義やいかなる人種、民族、宗教上の差別にも出る幕はない」とも述べた。