20日の東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは3日続伸し、前日比67円51銭(0.37%)高の1万8332円30銭で終えた。終値ベースでは、19日に付けた2000年5月2日(1万8439円36銭)以来およそ15年ぶりの高値を連日で更新した。国内景気の改善に加え、円安や原油安による来期の企業収益拡大への期待感は根強く終始買いが優勢だった。
もっとも、週間でみた日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E3E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの上昇ペースは早く、短期的な過熱感から利益確定の売りも出やすかった。ギリシャ支援交渉を巡る不透明感が残っているうえ週末とあって、午後は膠着感が強まった。きょうの取引時間中の値幅は63円25銭と、14年12月25日以来約2カ月ぶりの小ささだった。
朝方から水準を切り上げて始まり、一時上げ幅が100円に迫る場面があった。午後の取引時間が始まった後は、外国為替市場で円相場が対ドルで下げ幅を縮めるのと歩調を合わせるように伸び悩んだが、1万8300円を上回る水準での一進一退が続いた。
TOPIXは5日続伸。前日比5.40ポイント高の1500.33と、終値ベースで07年12月26日(1508.47)以来7年2カ月ぶりの高水準となった。JPX日経インデックス400は10日続伸。終値は前日比50.09ポイント(0.37%)高の1万3607.78だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆3779億円。売買高は24億615万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は約5割の994、値下がりは721、変わらずは147銘柄だった。東エレクとファナック、TDKの3銘柄で日経平均株価を38円程度押し上げた。
三井住友トラが後場中ごろからじり高となった。「三井住友信託銀行は英ヘッジファンド/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E2E1E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXのマン・グループと提携する」との日経ニュースが伝わったことが手掛かり。東急建が2日ぶりに昨年来高値を更新した。
東証2部株価指数は5日続伸だった。本多通信とアジアAHDが上げ、ピクセラと三谷商が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕