内閣府が9日発表した2月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は50.1で、前月比4.5ポイント上昇(改善)した。改善は3カ月連続。企業動向は製造業と非製造業がともに上昇。雇用は求人増加がみられ、上昇した。
2~3カ月後を占う先行き判断指数は53.2で、3.2ポイント上昇した。改善は3カ月連続。家計、企業動向などで上昇した。
内閣府は基調判断を「このところ回復に弱さがみられる」から「一部に弱さが残るものの、緩やかな回復基調が続いている」に変更した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕