13日後場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は14時すぎに上げ幅を再び300円超に広げ、1万9300円台に乗せた。取引時間中では2000年4月20日以来の高値水準。後場が始まって早々に良好な需給環境などを意識した買いから日経平均株価は300円超高となった。その後は一定の達成感や週末を迎えたことから利益確定の売りにやや押されたが、改めて買いの動きが強まった。
東証株価指数(TOPIX)とJPX日経インデックス400も上げ幅を縮小している。
14時現在の東証1部の売買代金は3兆4785億円、売買高は25億6690万枚だった。東証1部の値上がり銘柄数は1187で全体の64%を占めた。値下がりは528、変わらずは152だった。
住宅メーカーが上昇。積ハウスとハウスはどちらも後場に入ってこの日の高値を付けた。日水、三井化学、王子HD、ダイキンなどの上昇も目立つ。前場に大きく下げていた東京ドームは上昇に転じている。
一方、前場に携帯電話会社との連携の報道を受けて上げていた東電は一時下落に転じた。浜ゴム、OKI、ニチレイ、大日本住友なども売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕