JR4社は3日、管内のみどりの窓口や自動券売機でIC乗車券による定期券の継続購入が一時できなくなるなどのトラブルがあったと発表した。東日本「Suica(スイカ)」、東海「TOICA(トイカ)」、西日本「ICOCA(イコカ)」、北海道「Kitaca(キタカ)」。
影響があったのは東日本535駅、東海127駅、西日本322駅で、3社計984駅。北海道のみどりの窓口42カ所と指定席券売機9台を合わせるとトラブルは千カ所を超えた。システム上の問題とみられ、各社が原因を調べている。
東日本と西日本でトラブルが起きたのは午後2時20分ごろから約1時間15分。東日本の管内では、定期券の継続を求めて行列ができる駅もあり、IC乗車券ではなく、磁気カードによる定期券を発行して対応した。東海のトラブルは午後3時12~29分の間。北海道は午後2時20分ごろ~3時35分ごろだった。〔共同〕