静岡市の春の訪れを告げる「第59回静岡まつり」(静岡まつり実行委員会主催)が3日始まった。徳川家康公没後400年の記念事業のシンボルイベントと位置づけられており、全国から著名な祭りが集結するなど様々なイベントが催される。
初日はあいにくの雨となったが、大勢の人でにぎわった。第18代徳川宗家当主の徳川恒孝氏が登壇し、家康公没後400年祭を記念した大型のバルーン「家康公ねぶた」も披露された。駿府城公園内の庭園では華道家の假屋崎省吾氏が作成した、家康をイメージした作品を展示した。
4日、5日の午後には中心イベントとして、大御所花見行列が開催される。家康公にふんした役者が大名役など総勢400人を引き連れて駿府城周辺の中心街を練り歩く。5日午後4時からは「日本のまつり」と称して、高知のよさこい祭りや博多祇園山笠など全国8つの祭りが集まる。