内閣府が8日発表した3月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は52.2で、前月比2.1ポイント上昇(改善)した。改善は4カ月連続。家計動向はサービス関連が上昇した。企業動向は非製造業が上昇。雇用では求人の増加がみられた。
2~3カ月後を占う先行き判断指数は53.4で、0.2ポイント上昇した。改善は4カ月連続。賃上げへの期待や外国人観光需要への期待などがみられた。
内閣府は基調判断を「一部に弱さが残るものの、緩やかな回復基調が続いている」から「緩やかな回復基調が続いている」に変更した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕