運輸安全委員会の航空事故調査官5人は15日午後に現地に入り、事故原因の究明に向けて本格的な調査を始めた。15日は機体からフライトレコーダーとボイスレコーダーを回収。東京の同委に送り、飛行状況について詳細な分析を進める。
現地を確認した日野和男調査官は同日夜、報道陣の取材に応じ「かなり低く飛行したのは明らかで、異質な事故だ。下降気流が発生して飛行に影響した可能性も考えられる」などと話した。
同委員会は15日中に機長と副操縦士から当時の状況を聞き取り、16日は機体の詳しい損傷状況を調べる。客室乗務員や管制官の聞き取りも行う予定という。