【ワシントン=共同】アジアやアフリカ、南米などの比較的経済力が高い発展途上国(G24)は16日、米ワシントンで財務相らの会議を開き、経済成長にはインフラ投資が極めて重要で、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を歓迎するとの声明を採択した。
G24のメンバーには中国のほか、AIIBに参加するインドやフィリピン、エジプトが含まれている。声明では「インフラを含めた長期投資には効果的な手法と革新的な機関が必要だ」と指摘した。
このほか、世界銀行グループの国際開発協会(IDA)や国際通貨基金(IMF)に対し、最貧国への柔軟な融資を求めた。