国民生活センターは23日、架空請求などアダルトサイトをめぐる相談件数が2014年度に10万件を超え、過去最多になったと発表した。スマートフォン(スマホ)での被害が目立ったほか、女性や高齢者からの相談も増えている。同センターは「不用意にアクセスせず、業者に決して連絡しないようにしてほしい」と注意を呼び掛けた。 同センターによると、14年度に各地の消費生活センターに寄せられたアダルトサイト関連の相談は計10万6279件で、前年度に比べ約2万6千件増えた。そのうちスマホは4万7515件で、4年連続で増加した。 昨年9月に相談を寄せた10代の男子学生は、スマホで無料のアダルトサイトを見ていたところ突然、「有料登録が完了しました。料金は10万円です」という画面が表示された。どう対応していいか、と電話をかけてきたという。 国民生活センターによると、最近はスマホの画面に請求画面を表示する手口が目立つ。パソコンと違ってそのまま電話をかけられるため、つい表示された電話番号をタップしてしまい、業者から強く支払いを要求されたり、電話や名前を教えるように求められたりする。同センターは「個人情報の取得を目的としている可能性もある」という。 女性や高齢者による相談件数の割合が増えているのも近年の傾向だ。女性の相談は32.1%で、統計を取り始めた09年度より約5ポイント増えた。芸能や占いなど女性の関心が高いサイトを閲覧し、誤ってアダルト広告につながってしまうケースがあるという。60歳以上の割合も21.3%で、09年度に比べ約13ポイント増えた。 全相談件数のうち、業者の求めに応じて銀行口座に振り込むなどして支払った件数は3802件で、平均額は約27万円だった。中には数千万円を支払った人もいたという。 同センターは「支払い後は業者とは連絡がつかなくなることがほとんどで、お金を取り戻すことは困難。請求されても業者と連絡を取ったり支払ったりせず、最寄りの消費生活センターに相談してほしい」と話している。 |
アダルトサイトの相談10万件超す 14年度、スマホで被害目立つ
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