【ニューヨーク=共同】米大リーグ、ヤンキースのジラルディ監督は7日、右手首のけん炎と右前腕部の張りで故障者リスト入りしている田中将大投手(26)が本拠地ニューヨークのヤンキースタジアムでキャッチボールを再開したと明らかにした。同監督は「感触は良かったようだ。予定通り戦列に戻ってきてくれれば素晴らしい」と話し、約1カ月後の復帰に期待を込めた。
キャッチボールは報道陣が球場に入れる前に行われ、60フィート(約18メートル)の距離で50球。相手を務めたロスチャイルド投手コーチはマウンドでの投球練習再開について「急がせたくない。徐々に状態を上げていく」と話した。8日は90フィート(約27メートル)まで距離を延ばす予定。
キャッシュマン・ゼネラルマネジャーは右手首の故障について「原因ははっきりしないが、(4月26日の)ブルペン投球でスプリットを強く投げ過ぎたからというのがわれわれの推論」と話した。