【デモイン(米アイオワ州)=共同】左太ももの張りで故障者リスト入りしている米大リーグ、カブスの和田毅投手は14日、傘下マイナー3Aアイオワの一員として本拠地でのナッシュビル戦に先発し、7回を4安打1失点、6三振で勝利投手になった。
立ち上がりからストライクを先行させ、アウトを積み重ねた。四回に2死から左越え適時二塁打で失点したが、三者凡退のイニングは5度を数えた。無四球で最後までテンポよく、88球で7回を投げ切った。
リハビリ期間の登板は今回が最後。メジャーの出場登録については、チームの判断を待つことになる。この試合を含めて5月に入っての3試合で好投を見せた和田は「自分の中でも納得できている。もうやり残したことはない」と話した。3Aのキャサー投手コーチは「現時点では何も決まっていない。彼はやるべきことをすべてやった。上には準備ができたと伝えたい」と説明した。