■キャセイパシフィック(国泰航空、香港航空大手) 4月の搭乗者数が前年同月比で7.7%増えて291万人になったと発表した。イースター休暇中に利用者が急増した。国際線の利用客が増え搭乗率は2.5ポイント増の87.2%だった。
航空会社の業績の指標である有効座席キロ(ASK)は、100%子会社のドラゴン航空と合わせて4.3%上昇した。東南アジア航路で14.5%、北東アジア航路で2.9%の伸びとなった。
日本路線の旅客需要拡大への対応として、ドラゴン航空は8月から広島-香港便を開設し週2往復で運航する。広島は日本における同社の4つ目の乗り入れ地となり、同路線では唯一の直行便となる。キャセイパシフィック・グループは日本行きの8路線で週140便以上を運航する。(香港=阿部真也)