【チューリヒ(スイス)=共同】国際サッカー連盟(FIFA)は30日、スイスのチューリヒで臨時理事会を開き、ワールドカップ(W杯)の2018年ロシア、22年カタール両大会の大陸連盟別の出場枠を変更しないと決めた。昨年のW杯ブラジル大会で1勝も挙げられなかった日本を含むアジアの出場枠は、大陸間プレーオフ出場を含め4.5を維持した。
ほかの大陸連盟は欧州が13、アフリカは5、南米は4.5、北中米カリブ海3.5、オセアニアが0.5となる。開催国枠が加わり、18年大会は欧州が14、22年大会はアジアが5.5となる。
29日の会長選挙で5選を果たしたゼップ・ブラッター会長の下で、新体制がスタートした。同日の総会でFIFA理事就任が承認された日本サッカー協会の田嶋幸三副会長も出席した。