経済産業省が29日発表した5月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.2%低下の97.1だった。低下は2カ月ぶり。生産の基調判断は「緩やかな持ち直しの動きがみられる」から「一進一退で推移している」に変更した。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.7%低下だった。
出荷指数は1.9%低下の96.0で、在庫指数は0.8%低下の112.9。在庫率指数は1.9%上昇の115.3だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では6月が1.5%上昇、7月は0.6%上昇を見込んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕