【ソウル=共同】韓国紙、東亜日報系のテレビ局「チャンネルA」は4日までに、北朝鮮の朝鮮人民軍のパク・スンウォン上将が今年4月、在ロシアの第三国の大使館を通じて亡命し、韓国入りしたと報じた。
パク氏は金正恩第1書記の主導で2013年に完成した、東部の馬息嶺スキー場の建設に貢献したとして表彰されるなど重用されていたが、共に建設に携わった国防委員会の馬園春設計局長が粛清されたことなどから亡命を決断したとみられると、チャンネルAは伝えている。
パク氏は2000年に韓国・済州島で行われた初の南北国防相会談に北朝鮮代表団として出席。在ロシア北朝鮮大使館で武官として勤務した経験もあるという。