財務省と内閣府が11日発表した法人企業景気予測調査によると、7~9月の大企業全産業の景況判断指数はプラス9.6だった。プラスは2四半期ぶり。4~6月期はマイナス1.2だった。
先行き10~12月期の見通しはプラス7.7だった。7~9月期の大企業のうち、製造業はプラス11.0で、非製造業はプラス8.9だった。中小企業の全産業はマイナス11.2だった。
2015年度の全産業の設備投資見通しは前年度と比べ6.1%増だった。前回6月調査時点は5.9%増だった。
景況判断指数は「上昇」と答えた企業と「下降」と答えた企業の割合の差から算出する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕